■
1分間瞑想。この本を読んだのはつい最近だが、導入としては良いのではないか。これまで瞑想の本をいくつか読んできたものの、5分程度であっても集中力が続かないものである。これで3日坊主になるくらいであれば、1分程度でも続けたほうが良い。
さて、この中でも特に有用と感じたのが、「自分に自信を持つ1分間瞑想」である。日本人は概して自己評価が低く、それがビジネス、学業において(特に海外で)足かせとなることが多い。これに本人が気づいていない場合も多分にあろう。
そもそも謙遜を重んじる文化であることに加え、同質性を求める日本文化がこの傾向に拍車をかけている、そんな危機感を常に感じている次第である。
突き詰めて考えれば、人生の満足度とは、絶対的な「自己肯定感(自分は素晴らしい存在であるということ)」と「他者と比べないこと」によって相当左右されるものではないだろうか。
この1分間瞑想を朝晩繰り返し(必要に応じて休憩時なども行う)、日々QOLを高めていきたい。
- 自信がない人は、自分の人生を生きられない
- アドラーの言う「ライフスタイル」を書き換える。
- 自分には価値がある
- 他人は仲間
- 世界はひとつながりの生命
- 「自分は運がいい」と勝手に思い込む
- 無条件、無根拠の自信を持つ。「自分は存在するだけで価値がある」と信じる
- 何をやっても、何をやらなくても、私は私を愛している。(自分が世界で最低最悪な人間だとしても、それでも私は私を愛している)
- 前提: うまくいかなかったとき、失敗、落ち込んだときは自分を許してあげる
- 何をしようと何をしまいと価値がある。行為や結果ではなく、存在そのものに価値がある
- 心の成長とは、完璧で理想的ななりたい自分になるのではなく、ありのままの自分を受け入れて、現状の自分にOKをだすこと
- 他人に対してイライラ、抑え込みたくなるときは、自分の中のシャドーが反応しているとき
- Have to をWant toに変える(「するべき」ではなく、「したい」に言い直す)
これは実践によって、ぜひものにしたい。